施設ブログ
おもいやり
ブログ
今日はあの阪神淡路大震災から20年・・・
「凄い揺れは感じたけど・・・もう20年経つんやね。」
こんな会話が聞こえてきました。
あの日、テレビから流れる映像に何が起きているのか
分からなかった一瞬でした。
何が起きているのか、何をすべきなのかを知る為に
震災1か月後、3か月後と被災地に赴いたことを思い出します。
そこで目の当たりにした光景や、絶対に忘れてはいけない事を
毎年この日に再確認します。
そう思っていても、4年前の3.11を神奈川で迎え、実際の揺れを
感じた時に本当に日頃から考えていく事の重要さを痛感しました。
と同時にこの2つの災害から、人間の偉大さも教わりました。
戦争も、震災も、仕事も生活も結局、頭で分かるだけでは
何も残せず、実際に体験して初めて何をすべきか、何を心に
しなければいけないかを伝える事が出来る事も・・・
そんな話を入居者様としていたら
「人間は馬鹿じゃない。最後に何が大事かは必ず分かる」
「皆立場、状況は違ってもすべき事は一つなんだろうな」
・・・
人間としてたった一つ必要な事・・・
こ・こ・ろ なんでしょうね。
思いやる心・・・
思いやるって、自分を大切に出来ないと、他人を大切には
思えないかと・・・
でも、自分ばかりを主張し、他人を思う心が失われているような。
ここが今必要な時代に思える一日でした。